金属熱処理『μ高周波焼入れによるSUJ2丸棒材への加熱処理』
高周波焼入れ処理の本来の特徴をφ3の小径丸棒材等にも実現が可能です。
φ3SUJ2(軸受け鋼)に、高周波焼入れを実施した場合、既存設備では表面は硬く、芯部は生地のままで靭性を残すといった高周波焼入れの特徴を求めることは非常に困難な状況です。 それは、小径であるために芯部まで熱影響がおよび、結果的に全硬化してしまうからです。 しかし、丸眞熱処理工業が開発した『μ高周波焼入れ処理』であれば、表面は硬く、芯部は生地のままの高周波焼入れ処理の本来の特徴をφ3の小径丸棒材等にも実現が可能です。 【試験片測定結果】 ○硬さ比較 →油焼入れ品:芯部まで硬化 →μ高周波焼入れ:0.5mm程度は硬い層を形成、芯部は生地のままの硬さ ○曲げ試験結果 →油焼入れ:500Nにて破断 →μ高周波品:破断無し ○製品特性(※製品受入時の振れ 0.02-0.04mm程度) →油焼入れ品:0.3-0.4mm程度の振れが発生 →μ高周波品:0.15-0.3mm程度の振れ 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
- 企業:株式会社丸眞熱処理工業
- 価格:応相談